2019-04-10

商業簿記決算手続, 連結会計

企業の活動規模が大きくなり,子会社を保有するようになると,企業グループ全体の状況を把握するために連結会計というものが行われるようになります。連結会計は一見複雑なように思われることが多いのですが,基本的には,簿記の初期段階で学習する小口現金の考え方を延長したものでしかありません。今回は,そのお話をして ...

2019-04-09

会計の考え方

商品などを購入したときに発生した引取運賃,据付費,保険料などの付随費用は,購入したものの取得原価に含めて仕訳を行わなければなりません。付随費用を加える分,商品などの取得原価は,その商品などの本体価格(購入代価)よりも大きくなります。今回は,簿記上,このような処理が行われる理由についてお話していきます ...

2019-03-28

工業簿記費目別計算

材料費(原材料費)は,製品を製造するために消費する物品(モノ)にかかる費用のことをいいます。 「材料」といった場合,多くの人は,直接製品になるもののことをイメージするでしょう。たとえば,目玉焼きであれば卵,パンであれば小麦といったように。工業簿記でも,当然,これらのものは材料になります。しかし,これ ...

2019-03-26

工業簿記

商業簿記では,商品の購入代金を原価(取得原価・売上原価)として取り扱ってきました。このような商業簿記の世界だけで物事を考えてしまっている人は,「原価厨」になりがちです。商業簿記では,このような商品の購入代金を「原価」とよんで,その他のコストを「費用」と区別しているからです。しかし,前回お話したように ...

2019-03-22

商業簿記

私達は,給料やアルバイト収入のなかから生活費のすべてを捻出しなければなりません。家賃や食費,洋服代に,家具やちょっとした小物を購入する費用もすべて給料のなかから支払います。これは企業の場合も同じです。企業も活動をしていくうえで様々な費用を支払いますが,それらの費用は基本的にすべて売上のなかから支払っ ...

2019-03-20

会計の考え方

前回に引き続いて原価厨問題をとりあげていきます。今回は,消費者(客)の立場について考えてみましょう。消費者が原価厨になってしまいがちな理由としては,次の3つのものがあります。 消費者の立場からは見えるものの原価しか意識しづらい誤った「お客様は神様」イメージの社会的定着商品やサービスをできるかぎり安く ...

2019-03-14

会計の考え方

前回に引き続いて,原価厨問題を取り扱っていきます。前回では,日本経済全体に余裕がなくなってくるなかで,格差が拡大していき,強者が弱者から搾取することによって自らの立場を維持しようとしていること,そして,日本には,それを行いやすい社会的・教育的背景(思いやり,良心)があることなどをお話しました。今回か ...

2019-03-13

会計の考え方

ネットスラングで「原価厨」と呼ばれる人がいます。材料費・仕入代金だけを必要経費と考えて,販売価格を必要以上に引き下げてやろうとする人間のことをいいます。たとえば,10,000円で販売されている製品を作るために材料費が1,000円かかるとした場合に,「10,000円は高すぎる。原価は1,000円なのだ ...

2019-03-03

会計の考え方決算手続, 有形固定資産

近年の日商簿記検定では,定率法における償却率を受験生自身に計算させる問題が出題されていますが,このような出題には疑問があります。現在使われている250%定率法,200%定率法による償却率には理論的な根拠がありませんし,実務上は「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」で列挙されている償却率をそのまま使 ...

2019-03-01

商業簿記商品

売上原価対立法は,商品売買取引を記録する方法の1つです。これは,顧客に対して商品を引き渡す取引と,顧客から売上代金を受け取る取引とを別々の取引として仕訳する方法です。売上原価対立法は,このように1つの取引を2つの取引として記録する面倒な方法なので,実務では積極的に採用されていなかったようですが,コン ...